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ためしてガッテン1月7日放送内容:呼吸喪失症 [1月放送]

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今年初めての放送の、ためしてガッテンでは「呼吸喪失症」を取り上げました。

呼吸に関する病気だと睡眠時無呼吸症候群が有名ですが、この病気は、睡眠中に呼吸が止まってしまったり、大きないびきをかいたり、日中に異常な眠気をもよおしたりと、様々なサインが出ることで発見することができます。

また、糖尿病や高血圧、脳卒中などを引き起こす危険な病気ではあるのですが、今回、取り上げられた呼吸喪失症は、睡眠時無呼吸症候群のように、サインがでないために気づくことができず、睡眠中に呼吸が止まったまま亡くなってしまうこともあるという怖い病気です。

呼吸喪失症は、眠っている間に100回近くも呼吸が止まってしまうことで、血中の酸素濃度が低下して、その結果、意識を失ったり寝たまま亡くなってしまうというのです。

では、何故、呼吸が止まってしまうのでしょうか?

原因は脳にありました。

呼吸は大脳の指令によって行われるのですが、眠っている間は大脳の代わりに脳幹が呼吸をコントロールします。

脳は、血液中に二酸化炭素が増えてくると、脳が二酸化炭素を追い出そうと呼吸をするのですが、二酸化炭素の濃度が低いと呼吸の命令を脳幹がださなくなるのです。

実は、心臓に問題があると、血液の循環が悪くなり二酸化炭素が脳幹に届きにくくなることで呼吸が止まってしまうのです。

心不全の約40%の人が中枢性睡眠時無呼吸になっていると言われています。

この呼吸喪失症にかかると、無呼吸が起きることで心不全が悪化し、さらに無呼吸も悪化するという魔のサイクルに入ってしまいます。

呼吸喪失症にかかった時に、異常を知らせるサインが無いと言いましたが、人によっては寝ついてまもなくの30分~1時間で無呼吸が始まり、無呼吸の後に小さな呼吸が大きくなり、その後小さくなることがわかってきました。

このような症状が確認された時には、すぐに病院の診断を受けるようにしましょう。
パルスオキシメーターをつけて寝ることで無呼吸かどうか簡単に調べることができます。

パルスオキシメーターは病院でレンタルすることができます。

呼吸喪失症とわかれば、薬物による心臓治療や、CPAPやASVという装置をつけることで心臓への負担を軽くすることができます。
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共通テーマ:健康

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