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ためしてガッテン トイレ:9月2日 [9月放送]
ためしてガッテン9月2日放送では、男性のトイレの尿ハネを取り上げました。
最近の若者は、小便の時にも座ってする人が増えているようですが、特に年配の男性に多いのが、男が座って小便ができるか! ということで頑なに立って小便をする人がいます。
実は家庭ではこれが問題になって、極端な夫婦は離婚にまで発展したケースがあるといいます。
尿ハネは肉眼ではほとんど見えないのですが、トイレの床や壁にまで跳ね返っていることが番組の検証でわかりました。
しかも、便器の中の狙い位置によって尿ハネの量が違うのです。
1.水たまりに浮かべたトイレットペーパー・・・154滴
2.手前の斜面・・・277滴
3.サイドの壁・・・293滴
4.水たまり・・・372滴
5.奥の壁・・・7550滴
究極は
便器をまたいで真上から水たまりを狙う・・・77滴
という結果がでました。
いったい誰がどのようにして水滴を数えたのだ?と不思議ですが、さすがNHKさん、よくぞここまで調べたものです。
さらに、番組では尿ハネをとことん解明するためにアメリカの物理学者のもとまで出向きました。
そこで分かったことは尿は12センチ以内に壁面、水面にぶつけるとほとんど尿ハネがしないことがわかりました。
これは尿は放出された直後はホース状になっているのですが12センチを越えると粒状になって飛び散りやすくなるのだそうです。
ということは、公衆トイレなら便器に近づくことは可能ですが家庭の洋式便器では12センチに近づくには座るしかありません。
結果、尿ハネをゼロにするには男性も座って小便をするという結論です。
■便器から食中毒
食中毒患者の後でトイレを使用した人が食中毒に感染したという事例が起きています。
実は水を流す時に水滴が飛び散り、この時に糞便に混じった食中毒菌がミクロのウイルスとなって飛び散るからです。
なんとこのウイルスは90分間も飛び散っているといいます。
これを防ぐには水を流す時には蓋を閉めて流せば大丈夫です。
これからのノロウイルスのシーズンにはこれは絶対に覚えていて実行しないといけないですね。
でないと二次感染を広げることになってしまいます。
■温水洗浄便座の注意点
温水便座は気持ちがいいから、ついつい長く使用しがちですが、「肛門掻痒(そうよう)症」の人は要注意です。
「肛門掻痒(そうよう)症」とは肛門が様々な理由で痒みを感じる病気ですが、温水洗浄を気持ちがいいからと長く続けていると、症状を悪化させることがあります。
それは水分が痛んだ肛門から皮膚に入り込んでしまうからです。
「肛門掻痒(そうよう)症」だけでなく「頻便」や「下痢」「蒸れ」「生理用品の汚れ」「痔(じ)」などの人も注意が必要です。
⇒ためしてガッテン 肩こり:9月9日放送予告