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ためしてガッテン12月17日放送内容:酒と肝臓と男と女SP [12月放送]

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年内最後の放送となる、ためしてガッテン12月17日の放送内容は、酒と肝臓と男と女SPです。

これから年末に向けてお酒を飲む機会が増えると思いますが、今回はそのお酒にまつわる、
3つの新事実です。

■1つ目の新事実■
お酒を飲みすぎると男性の乳房が大きくなる。
この現象は「女性化乳房」と言って女性ホルモンの異常から起こります。

男性の場合女性ホルモンは、精巣で作られた男性ホルモンが血液の循環で全身に運ばれる過程で酵素の作用で女性ホルモンにかわります。

体内を巡回した後、女性ホルモンは肝臓へ運ばれて分解されます。
しかし、肝臓の機能が低下して肝硬変になっていると、女性ホルモンが分解されにくくなり、女性化乳房になるのです。

つまり、男性の乳房が大きくなるということは、肝硬変と知らせてくれているのです。
肝臓の機能は、ASTとALT、γ-GTPの指標で調べることができます。

■2つ目の事実■
女性がお酒を飲むと肝炎が起きやすい

お酒好きの女性には体内でグラム陰性菌という腸内細菌が大繁殖していることが分かりました。
このグラム陰性菌はアルコールの取りすぎで増殖され、死ぬと毒素となり肝臓に運ばれ処理されます。

この菌は男女ともに持っているのですが、女性の場合女性ホルモンの働きで肝臓に炎症が起きる「アルコール性炎症」を引き起こします。

女性の場合男性よりも少ない飲酒量で肝臓に炎症を起こすリスクがあります。

■お酒が強くなると薬が効きにくくなる■
初めはお酒に弱かった人が、飲み会の回数を重ねるごとにお酒が強くなったという話を聞きますが、お酒に強い弱いは酵素の働きが左右するもので遺伝的に決まっています。

そのため、生涯にわたってお酒に弱い人が強くなるということはありません。
一見強くなったように見えるのは実は「メオス(MEOS)」の働きによるものなんです。

メオスは、体内にアルコールが増えすぎるとアルコールを次々と分解し、アルコールの量が増えれば増えたぶんだけメオスも増えます。

しかし、メオスは異物や毒を処理する酵素なので、体内にメオスが増えすぎると、お酒を飲んでいない時に薬を飲むと、薬を分解してしまうのです。

そのために薬が効きにくくなったり、効果が早く切れたりします。
メオスが増えた場合は、約2ヶ月お酒の量を減らせばメオスも減らすことができます。

体質的にお酒が強いか弱いか遺伝子検査ができます。!
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>>ためしてガッテン1月7日放送ネタバレ:呼吸喪失症



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